カテゴリー:特集ベスト5 おせち料理
おせちに関するランキング ベストファイブまとめ 2012
たくさんの縁起が詰まった、幸せを願う心の結晶
おせち料理はとにかく1品1品に、幸せを願う縁起があります。例えば...
紅白かまぼこ
紅白はおめでたさの象徴として日本のお祝い事全般に使われています。紅白のかまぼこも「めでたさ」の象徴。
蒲鉾の材料となる白身魚は、昔は非常に高価であり、白身魚で作る蒲鉾もまたご馳走でした。海のない地域では生魚が流通できなかったため、なま物よりも保存がきく高級な海の幸ととらえられていました。
黒豆
一年中「まめ(まじめ)」に働き「まめ(健康的)」に暮らせるようにとの願いが込められています。
などなど。年の初めに幸せを願う思いが、たくさん詰まっているのです。
一つ一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたり味を濃くするなど、日持ちする物が使われています。これは正月の火を聖なるものとして捉え、神と共食する雑煮をつくるほかは火を使う煮炊きをできるだけ避けるべきという考えがなりたちと言われています。他方では、家事から女性を解放するためという要素があるとみる説もあるようです。
さて、近年、おせち料理を食べているかどうかをリサーチして調べてみたところ、「昔は食べていたけど今は食べない」、「毎年かならず食べる」という回答比率は5分5分。核家族化が進んだ現代ですが、おせち料理は日本の文化としてまだ深く息づいているようです。
また、おせち料理は現在通販で「冷凍おせち」「生おせち」などの名称で沢山の種類が販売されていますが、何人前を購入するかのリサーチをしたところ、2〜3人前 75% 3〜5人前 25% その他25% という回答。ここにも大人数で居住をしていない日本の現状が現れていますね。
最後に、みなさんが好きなおせち料理の中身、ランキング ベストファイブ。
黒豆
栗きんとん
新三浦 天神店
伊達巻
ローストビーフ
2012年12月みんなでベストファイブ グルメランキング調べ